第 3 回 鈴木孝彦 先生 Takahiko Suzuki, M.D.,
すらりと伸びた手足、彫りの深い横顔、佇んでいるだけでその姿は絵になる。患者様とにこやかに談笑したかと思うと、スタッフに的確な指示を出す。彼の動きにはほとんど無駄がない。いや、隙がないとも言える。本音はどこにあるのか。それを探るレジェンドとの1日。
第 2 回 齋藤滋 先生 Shigeru Saito
直感を信じ、進んできた男(Legend)は類いまれな集中力と行動力で時代を作り上げてきた。 常に前を向いて、ともすると人より1歩も2歩も先を歩んでいる彼に世界はどう見えているのか。その姿を目にし、彼の熱量を感じた人間は、「齋藤滋」という人間に惹かれずにはいられない。新しいことに挑み続ける背中には熱い想いと人間味が溢れていた。
第 1 回 加藤修 先生 Osamu Kato, M.D.,
圧倒的な存在感。孤高とも感じられる彼の背中を数多の若手が追い続けてきた。
常に第一線に居続けられるのはたゆまぬ努力があってのこと。時代や流れに身を任せながらも、自分が興味を持ったことをとことん極めてきた男(Legend)には人がやっていないことを実現する強いバイタリティーが溢れていた。
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心臓疾患の1つである虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)に対する冠動脈インターベンション(カテーテル治療)は、治療法として重要な位置を占め、本邦で年間20万人に行われていると想定されています。
世界で初めて冠動脈インターベンションが施行されたのは1977年。
日本では遅れること2年後の1979年に初めて施行されたといわれており、おおよそ40年の歴史があります。
日本の治療技術の高さは海外からも認められています。
その治療水準が国内および海外で地位を確立し、進歩を成し遂げたのは、医師たちの治療に対する想い、そしてたえまない努力の結果とも言えます。この40年近くの間に、治療法は変化を続けました。
第一線で活躍していた医師からその次の世代へと世代交代もはじまり、冠動脈インターベンションが登場した頃の話を知らない世代もいることでしょう。そんな世代が移り変わる今だからこそ、冠動脈インターベンションを確立した医師たちへのインタビューを通じて、治療に対する考えや想い、後世に伝え残したいことなど、人物像もふまえて紹介していきます。
パーソナリティーに迫るインタビューは次世代に大きなメッセージを投げかけるに違いありません。